★欧州市場朝方の取引では、108.00円に観測されているオプション絡みの売りに押されたほか、米長期金利が低下したことも重石となった。米長期金利は2.06%台から2.04%台に失速し、金利にらみのドル買いは後退した。ただ、欧州株はほぼ全面高、NYダウ先物はプラス圏で推移した。欧州関連の経済指標の発表などがなく、新規材料難の中小動きとなった。欧州株は小幅まちまち、米長期金利は2.03%台に低下した。
来週の米中通商協議開催の可能性というドル買い材料よりも、トンランプ大統領によるFRBへの利下げ圧力、為替操作への批判というドル売り材料がやや優勢となった。25日にECB、30日に日銀金融政策決定会合、31日にFOMCの結果公表を控えて、様子見ムードが広がり狭いレンジ取引が継続した。米長期金利の低下が重石となりドルが弱含んだものの、大幅な米利下げ期待が後退しつつある中で、ドルの下値を試しにくい展開となった。
★欧米主要経済指標
・米・6月シカゴ連銀全米活動指数:-0.02(予想:0.08、5月:-0.03←-0.05)
★欧米市場ポイント
・107.76-99円のレンジ相場
・英国の政局混乱が懸念されてポンド売りが先行
・ドイツ連銀が4-6月期のドイツ経済がマイナス成長に落ち込むと警告
・欧米での主要経済指標の発表がなかったことで様子見ムード
・来週米中通商協議開催の可能性
・トランプ大統領によるFRBの利下げ圧力、為替操作への批判
・VIX指数は14.45から13.53へ低下
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