FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円の欧米市場動向 イベント控え方向を欠く展開!

 

★欧州市場朝方の取引では、ユーロ/ドルが上昇していることでドルの上値が重いものの、109円台前半でもみ合い商状となった。なお、欧州株は高安まちまちで取引開始した。米長期金利が欧州市場に入って上昇に転じたことや、欧州株高のほかNYダウ先物の下げ幅縮小で円売りとなった。EUが修正協議に応じる姿勢を見せていると報じられ、リスク回避的な円買いの後退でクロス円に押し上げられた。欧州株が上げ幅を拡大したこともあり、堅調地合いを維持した。ただ、アップルの決算を控えており、一方的なリスク選好にはならなかった。一時109.54円と日通し高値を付けたものの、前日高値109.60円を上抜けることが出来なかったkとおでドル売り戻しの展開となった。

 

米長期金利が2.71%台まで低下したことが重石となりドル売りが優勢となった。その後は、米FOMCや米中貿易協議など注目イベントを前に積極的な取引は手控えられ、109.40前後でこう着相場となった。

 

★欧米主要経済指標

・米・11月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+4.68%(予想:+4.89%、10月:+5.02%←+5.03%)
・米・1月消費者信頼感指数:120.2(予想:124.0、12月:126.6←128.1)

 

★欧米市場のポイント

・109.19-54円のレンジ相場

・英国議会の採決を控えポンドが不安定な動き

・発表された米経済指標が低調でドルの重石

・米長期金利低下でドル売り

・米FOMCや米中閣僚級貿易協議などイベント控え方向感出ず

・VIX指数は18.87から19.13へ上昇

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