FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 FOMC後に上下に振れる展開も方向感出ず!

 

★欧州市場序盤の取引では、米FOMCの結果公表を控え、週初からのドル/円の下落に主導されたドル全面安地合いが持続した。なお、欧州株は堅調に推移した。米長期金利低下を背景に欧州勢本格参入後は欧州通貨が対ドルで続伸、ドル/円の戻りも弱く107.35円前後と日中安値圏でもみ合いとなった。NYダウ先物が100ドル超安、米長期金利も0.80%割れに続落となる中、もみ合い商状は継続した。

 

NY勢の参入後にドル売りが強まり日通し安値を付けた。5月米消費者物価指数(CPI)は予想を下回る結果となったが、相場への影響は限定的となった。小幅安で始まったNYダウが300ドルを超える下落幅をみせたほか、FOMCの結果発表を前にポジション調整が進みドルは弱含みの展開となった。FOMC後は一時300ドル超下げ幅を見せていたNYダウがプラス圏を回復したことや、米長期金利が0.76%まで低下したことで、リスク選好のドル売りが強まった。ただ、イールドカーブ・コントロール(YCC)について言及がなかったため、米長期金利上昇とともにドル買い戻しが入った。その後、必要なら年後半にYCCが年後半に導入される可能性があるとの発言からドル売りが強まった。

 

★欧米主要経済指標

・米・5月消費者物価指数(CPI):前年比+0.1%(予想:+0.3%、4月:+0.3%)
・米・5月消費者物価コア指数:前年比+1.2%(予想:+1.3%、4月:+1.4%)
・米・5月消費者物価指数:前月比-0.1%(予想:0.0%、4月:-0.8%)
・米・5月消費者物価コア指数:前月比-0.1%(予想:0.0%、4月:-0.4%)
・米・5月財政収支:‐3988億ドル(予想:-5040億ドル、19年5月:-2077.68億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は106.94-107.44円のレンジ

・5月米消費者物価指数(CPI)は予想を下回る結果

・FOMCでは市場の予想通り政策金利据え置きを決定

・ゼロ金利政策は少なくとも2022年まで維持する可能性

・ナスダック総合指数は初めて1万ドルを上回って引け

・VIX指数は27.57と変わらず

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