FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 近くて遠い110円台!

 

★欧州市場朝方の取引では、為替は全般もみ合い商状となったが、欧州株が軟調推移する中、リスク回避による円高地合いが持続した。NYダウ先物が下げ幅を解消し、日経先物も60円高に反発となる中、クロス円での円売り戻しが進行し、ドル/円も上値を伸ばした。

 

米5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(上振れ)、米新規失業保険申請件数(好転)、住宅着工件数(上振れ)などの発表を受けて小ジッカリの地合いとなった。続伸して寄り付いた米国株の上げ幅拡大の動きを眺めながら、109円台後半で上値を試す動きとなった。NYダウが300ドル超上昇したことも相場の支援材料となり、一時109.96円まで上昇した。ただ、米中貿易摩擦の激化懸念が強く110円台大台目前で上値が重くなった。その後は、米経済指標や米国株高を受けたドル買いが一巡すると109.80円台で動きが鈍った。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・3月貿易収支:+225億ユーロ(2月:+179億ユーロ)

・米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:16.6(予想:9.0、4月:8.5)
・米・4月住宅着工件数:123.5万戸(予想:120.9万戸、3月:116.8万戸←113.9万戸)
・米・4月住宅建設許可件数:129.6万戸(予想:128.9万戸、3月:128.8万戸←126.9万戸)
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.2万件(予想:22.0万件、前回:22.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:166.0万人(予想:167.5万人、前回:168.8万人←168.4万人)

 

★欧米市場のポイント

・109.34-96円のレンジ相場

・ユーロ圏の景気減速やイタリア財政問題懸念でユーロ売り

・英政権の混迷による先行き不透明感がポンドの重石

・米経済指標が軒並み良好な結果

・節目の110.00円や10日高値110.05円が目先レジスタンスとして意識

・VIX指数は16.44から15.29へ低下

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