FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇からドル買い優勢!

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が1.42%台に再上昇となったことを受け、106.00円を回復した。なお、NYダウ先物は71ドル高、欧州株は全面高で取引を開始した。株高・原油高・債券安(利回り上昇)の流れが持続する中、欧州勢参入後円全面安の流れが進行した。クロス円や米長期金利が一時1.4441%と昨年2月以来となる約1年ぶりの水準まで上昇するとじり高が継続した。長期金利の上昇を受け、欧州株が伸び悩み、日経先物も40円安に小幅反落となったが、106.12円前後でもみ合う展開となった。その後は、レンジ内での往来相場で、明確な方向性は乏しかった。

 

米長期金利上昇・米国株下落を背景としたドル買いの動きが強まった。米長期金利が1.4923%まで急上昇するとドル買いの動きがさらに強まった。米国株の下げ幅拡大でリスク回避のドル買いも見られ一時106.40円付近まで上昇した。米長期金利が一時1.60%台まで急上昇したことで、ドル/円も急伸したが、クロス円の下落が重石となり106円近辺まで押し戻された。ただ、売り一巡後はドルの買い戻しが入った。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・2月景況感指数:93.4(予想:92.1、1月:91.5)
・ユーロ圏・1月マネーサプライM3:前年比+12.5%(予想:+12.5%、12月:+12.3%)

 

・米・1月耐久財受注速報値:前月比+3.4%(予想:+1.1%、12月:+1.2%←+0.5%)
・米・1月耐久財受注(輸送用機除く)速報値:前月比+1.4%(予想:+0.7%、12月:+1.7%←+1.1%)
・米・1月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+2.1%(予想:+0.6%、12月:+1.0%←+0.7%)
・米・10-12月期GDP改定値:前期比年率+4.1%(予想:+4.2%、速報値:+4.0%)
・米・10-12月期個人消費改定値:前期比年率+2.4%(予想:+2.5%、速報値:+2.5%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:73万件(予想:82.5万件、前回:84.1万件←86.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:441.9万人(予想:446.0万人、前回:452万人←449.4万人)
・米・1月中古住宅販売成約指数:前月比-2.8%(予想:0.0%、12月:+0.5%←-0.3%)
・米・2月カンザスシティ連銀製造業活動:24(予想15、1月17)

 

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は105.90-106.40円のレンジ

・景気回復期待から石油や銅など商品相場上昇

・米景気回復や国債増発を見込んだ債券売り優勢

・米長期金利は一時1.6085%前後まで急騰

・米7年債入札が『不調』だったことも債券売り

・米FRB要人発言を受けた債券売り

・VIX指数は21.34から28.89へ大幅上昇

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