FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でも意外と上値が重い!

 

★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物と原油先物が下げ幅を縮小する中、前日のポンド上昇に主導されたドル安の動きが再開した。なお、欧州株は小幅反発して取引を開始した。200日移動平均線が位置する105.50円水準を割り込むとドルは続落した。なお、NYダウ先物は15ドル安で下げ渋り、米長期金利は1.294%付近に小幅低下した。NYダウ先物が37ドル高、日経先物も100円高に反発となる中、全般的にリスク選好を受けたドル安地合いが持続した。欧州市場中盤の取引では、ドル全面安の流れが持続し105.34円前後で推移した。なお、NYダウ先物は60ドル高に反発、長期金利は1.30%台で維持した。

 

対欧州・オセアニア通貨でドル安が進んだものの、16日の安値105.18円がサポートとして意識されると下げ渋った。市場では『105.00-10円には継続的に買い注文が観測されている』との声があった。良好な中古住宅販売や2月サービス業PMI速報値を好感した株高につれたリスク選好の円売りが優勢になった。米長期金利が昨年2月以来となる1.336%前後まで上昇するなど、米長期金利の動きに連れてドル買いが継続した。3時前後の下げは通常は時間帯としてあまりないが『値決めがあり下がった可能性もある』との声があった。NY市場序盤の高値から小緩み地合いが継続、105.40円台で推移した。

 

★欧米主要経済指標

・独・2月製造業PMI速報値:60.6(予想:56.5、1月:57.1)
・独・2月サービス業PMI速報値:45.9(予想:46.5、1月:46.7)
・独・2月総合PMI速報値:51.3(予想:50.5、1月:50.8)
・ユーロ圏・2月製造業PMI速報値:57.7(予想:54.3、1月:54.8)
・ユーロ圏・2月サービス業PMI速報値:44.7(予想:45.9、1月:45.4)
・ユーロ圏・2月総合PMI速報値:48.1(予想:48.0、1月:47.8)
・ユーロ圏・12月経常収支:+367億ユーロ(11月:+251億ユーロ←+246億ユーロ)
・英・2月製造業PMI速報値:54.9(予想:53.1、1月:54.1)
・英・2月サービス業PMI速報値:49.7(予想:42.0、1月:39.5)
・英・2月総合PMI速報値:49.8(予想:42.6、1月:41.2)

 

・米・2月製造業PMI速報値:58.5(予想:58.8、1月:59.2)
・米・2月サービス業PMI速報値:58.9(予想:58.0、1月:58.3)
・米・2月総合PMI速報値:58.8(1月:58.7)
・米・1月中古住宅販売件数:669万戸(予想:660万戸、12月:665万戸←676万戸)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は105.20-69円のレンジ相場

・英国ではワクチンの接種率が進んでおり経済正常期待でポンド買い

・英中銀によるマイナス金利の早期導入観測後退

・米10年債利回りが一時1.3533%前後と約1年ぶりの高水準

・VIX指数は22.49から22.05へ低下

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