FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドル買い優勢!

 

★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が200ドル高に上昇幅を縮小、日経先物も70円安となる中、リスク選好の円売り圧力が後退した。なお、欧州株は前日比高安まちまちで取引を開始した。日経先物が一時160円安に下げ幅を広げたことを背景に、ドル/円は戻り売りに押されドルは反落した。NYダウ先物は188ドル高で伸び悩み、米長期金利は1.232%付近で上昇地合いを維持した。105.70-80円にまとまったドル売りが観測され、その後は上値を抑えられる展開になった。米長期金利が2月8日の1.21%を超えて一時1.27%に上昇したことから、ドル安も一服した。ドル/円だけでなく、クロス円も全般的に上値をうかがう展開となった。ドル/円は超えられそうで超えられない200日線を巡る攻防となった。

 

2月米NY連銀製造業景気指数が予想を上回る結果となったほか、ブラード米セントルイス連銀総裁が『株式市場はバブルではない』『インフレは今年上昇する』と述べ、景気回復発言したことで、ドルは上げ幅を小幅に拡大した。米長期金利の上昇の勢いが止まらないこともあり、ドルがじり高となった。米長期金利が一時1.28%台まで上昇したことでドル/円は底堅い展開が継続した。米追加経済対策やウイルスワクチン普及への期待から米10年債利回りが約1年ぶりの高水準を付けると、円売り・ドル買いが活発化し、一時105.96円へ上昇した。高値更新後も高値圏での推移が持続した。押し目買い観測が強い展開となった。

 

★欧米主要経済指標

・独・2月ZEW景気期待指数:71.2(予想:59.5、1月:61.8)
・ユーロ圏・10-12月期GDP改定値:前年比-5.0%(予想:-5.1%、速報値:-5.1%)
・ユーロ圏・10-12月期GDP改定値:前期比-0.6%(予想:-0.7%、速報値:-0.7%)

 

・米・2月NY連銀製造業景気指数:12.1(予想:6.0、1月:3.5)
・米・12月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):-1210億ドル(11月:+1492億ドル)
・米・12月対米証券投資全体:-6億ドル(11月:+1147億ドル←+2141億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は105.15-96円のレンジ

・ビットコインは対ドルで一時50,547ドル、対円で527万円程度

・好調な欧州経済指標結果を受けてユーロ買い先行

・NY時間では米10年債利回りが一時1.2905%前後まで上昇

・米追加経済対策やワクチン普及への期待からドル買い優勢

・VIX指数は19.97から21.46へ上昇

 

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