FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利低下でドルじり安!

 

★欧米市場序盤の取引では、ドルはアジア市場での下げ幅を縮小し、104.80円付近で小動きとなった。なお、NYダウ先物は72ドル高で推移した。NYダウ先物が上昇幅を失い前日比小幅マイナス圏に失速となったことを受けドル高・円高の流れとなり、ドル/円では円買いが優勢となった。また、欧州株の伸び悩んだ。欧州での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、景気の先行き不安が強まる中、欧州株は全面安で推移したことで、リスク回避の円買い基調が持続した。NYダウ先物が40ドル高に持ち直す中、リスク回避による円高の流れは一服となった。

 

9月耐久財受注額は市場予想よりも強い結果となったが、相場への影響は限られた。追加経済対策を巡る米与野党の協議は続いているが、選挙前の合意は困難との見方もありドルはじり安となった。NYダウが130ドル超安軟調に推移し、米長期金利も0.77%台へ低下をながめ円買い・ドル売りが進行した。低下傾向の米長期金利は依然としてドルの重石となり、104.40円前後で推移した。米長期金利が低下傾向となっていることで、ドルの戻り上値の重く戻りも限定的だった。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・9月マネーサプライM3:前年比+10.4%(予想:+9.6%、8月:+9.5%)

 

・米・8月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+5.18%(予想:+4.20%、7月:+4.12%←+3.95%)
・米・8月FHFA住宅価格指数:前月比+1.5%(予想:+0.7%、7月:+1.1%←+1.0%)
・米・9月耐久財受注速報値:前月比+1.9%(予想:+0.5%、8月:+0.4%←+0.5%)
・米・9月耐久財受注(輸送用機除く)速報値:前月比+0.8%(予想:+0.4%、8月:+1.0%←+0.6%)
・米・9月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.3%(8月:+1.5%)
・米・10月消費者信頼感指数:100.9(予想:102.0、9月:101.3←101.8)
・米・10月リッチモンド連銀製造業指数:29(予想:18、9月:21)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は104.35-83円のレンジ

・欧米との関係悪化懸念からトルコリラ下げ止まらず

・29日にECB定例理事会を控えて様子見ムード

・米10年債利回りが0.7676%前後まで低下したことが重石

・VIX指数は32.46から33.35へ上昇

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