FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米中通商協議の進展期待でドル買い優勢!

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株が軟調に推移し、米長期金利も小幅低下となる中、ドルが弱含みに推移した。米長期金利が持ち直したが、リスク選好回復を受けドルが全般的に軟調に取引され、ドル/円は107.40円前後で小動きを継続した。欧州中盤の取引では、日経平均先物やNYダウ先物も下げ幅をほぼ解消する中、リスク選好改善によるドル安・円安が交錯した。米中の閣僚級通商協議の行方を見極めたいとのムードが広がり小動きが継続した。

 

米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果となったものの、米長期金利が上昇幅を拡大したことでドル買いが優勢になった。トランプ大統領が11日に中国の劉副首相と会うとの発言を受けて米中通商協議への期待感が高まりドル買いが優勢になった。ドル買いは継続したが、節目の108.00円に接近すると戻り売りなどに押される展開となった。108円手前で伸び悩むも、押し戻しも107.77円近辺にとどまり、107円後半の高値圏で底堅い展開となった。米中通商協議への楽観ムードが下値を支える展開となった。

 

★欧米主要経済指標

・英・8月鉱工業生産:前月比-0.6%(予想:+0.1%、7月:+0.1%)
・英・8月製造業生産:前月比-0.7%(予想:+0.2%、7月:+0.4%←+0.3%)
・英・8月貿易収支:-98.06億ポンド(予想:-100億ポンド、7月:-96.25億ポンド←-91.44億ポンド)

 

・米・9月消費者物価指数:前年比+1.7%(予想:+1.8%、8月:+1.7%)
・米・9月消費者物価コア指数:前年比+2.4%(予想:+2.4%、8月:+2.4%)
・米・9月消費者物価指数:前月比0.0%(予想:+0.1%、8月:+0.1%)
・米・9月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、8月:+0.3%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.0万件(予想:22.0万件、前回22.0万件←21.9万件)
・米・失業保険継続受給者数:168.4万人(予想:165.1万人、前回:165.5万人←165.1万人)

 

★欧米市場のポイント

・107.35-108.02円のレンジ相場

・英国のEU離脱で合意実現への期待が高まる

・ECB副総裁の発言受け早期利下げ観測が後退

・米中閣僚級貿易協議交渉の進展期待高まる

・米9月CPIは予想を下回る結果でも反応は限定的

・リスク選好で米国株高・米長期金利上昇

・VIX指数は18.64から17.57へ低下

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