FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 欧州通貨が主役で円は蚊帳の外!

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利の低下を受けてじわりとドル売りが進んだ。なお、NYダウ先物が140ドル安、日経先物も110円安に反落した。欧州市場では、小幅に値を戻したものの、欧州株安でリスク選好の円売りは抑えられた。ECB理事会での政策決定待ちで、積極的な売り買いは手控えられ、株安を嫌気した円買いは抑制された。8月米PPIは予想を上回ったが、米新規失業保険申請件数は予想より弱い結果になるなど、米経済指標は強弱まちまちの結果となり、一方的に売りが進む展開にはならなかった。

 

米国株相場が高く始まったことなどをながめ円売り・ドル買いが先行したものの、米国株が失速すると伸び悩んだ。ユーロやポンドが主役の相場展開が続く中、106.20円前後でのもみ合い相場が継続した。米国株の下げ幅拡大と米長期金利の低下を受けて小幅ながら上値を切り下げた。

 

★欧州主要経済指標

・米・8月生産者物価指数(PPI):前月比+0.3%(予想:+0.2%、7月:+0.6%)
・米・8月生産者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.2%、7月:+0.5%)
・米・8月生産者物価指数:前年比-0.2%(予想:-0.3%、7月:-0.4%)
・米・8月生産者物価コア指数:前年比+0.6%(予想:+0.3%、7月:+0.3%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:88.4万件(予想:85.0万件、前回:88.4万件←88.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:1338.5万人(予想:1290.4万人、前回:1329.2万人←1325.4万人)
・米・7月卸売在庫改定値前月比‐0.3%(予想:-0.1%、速報値:-0.1%)
・米・7月卸売売上高:前月比+4.6%(6月+9.0%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は105.89-106.23円のレンジ

・英国とEUとの交渉が決裂するとの懸念が高まる

・ECB定例理事会は市場の予想通り現状維持

・ポンド/ドルの急落を受けて円売り・ドル買い強まる

・米経済指標は強弱まちまちの結果

・VIX指数は28.81から29.71へ上昇

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