FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 引けにかけ米中貿易激化懸念で失速!

 

★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が再低下となったことを背景に、ドルは全般弱含みの展開となった。なお、欧州株は堅調に推移した。欧州市場では106円付近に失速すると押し目買いが入り、底堅い値動きが継続した。欧州株市場は全面高、NYダウ先物もプラス圏を維持したが、米長期金利は伸び悩みでドル買いを抑制した。その後は、NY勢参入待ちの状態となったことで106.10円付近で方向感が出なかった。欧州株は全面高、NYダウ先物も上昇していたが、米中対立への根強い懸念からリスク回避的な円買いが優勢となった。その後発表された、米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで雇用情勢の改善期待にドルが反発した。

 

NYダウが一時200ドル超上昇したことなどをながめ円売り・ドル買いがじわりと強まった。トランプ大統領のドル高けん制発言が伝わると106.00円付近まで売られたものの、下押しは限定的となった。米株高・米長期金利上昇が下支えとなるも、米中貿易摩擦懸念が重石となり106円前半で伸び悩んだ。米国株は堅調ながらも、米長期金利が1.70%台に低下したことで、ドル売りが優勢となった。引けにかけ米国がファーウェイ制裁緩和の見送りでドルは失速した。

 

★欧米主要経済指標

・米・先週分新規失業保険申請件数:20.9万件(予想:21.5万件、前回:21.7万件←21.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:168.4万人(予想:169.0万人、前回:169.9万人)
・米・6月卸売在庫改定値:前月比0%(予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
・米・6月卸売売上高:前月比-0.3%(予想:+0.2%、速報値:-0.6%←+0.1%)

 

★欧米市場のポイント

・105.66-106.24円のレンジ相場

・イタリア政局不安からユーロ売り

・トランプ大統領のドル高けん制発言

・好調な米30年債入札結果を受け金利低下

・米国がファーウェイ制裁緩和の見送りでドル失速

・米国株主要三指数は大幅上昇

・VIX指数は19.49から16.91へ低下

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