FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 リスク選好のドル買いも尻つぼみ!

 

★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が25ドル高、日経先物も反発となる中、107.20円前後と先週末終値水準で下げ渋った。なお、欧州主要株価指数は先週末高安まちまちで推移した。欧州市場で狭いレンジ内での取引で、足元は107.20円付近でもみ合いが継続した。ユーロ/円が強含むと107.20円台で底堅い時間帯もあったが、ドル/円は単体での動意は強まらなかった。先週の金曜日から月末絡みに関わるフローが欧州勢から出ていることで、欧州時間はフローが相場の動きを決定づけている状態になり、ユーロ/円の上げに連れるかたちでドル/円もじり高となった。

 

NYダウが一時450ドル超上昇したことや、5月米住宅販売保留指数が前月比44.3%上昇と予想の19.7%上昇を大きく上回ったことも相場の支援材料となった。ドル売りとストップロスの買いが混在した107.80円までのオーダーをこなして上昇した。米国株高を受けた上昇は一巡した。目先ストップを一通りつけ、いったん動意が落ち着いたが高値圏で推移した。リスク選好の円売りが一服した。米長期金利が小幅な低下をにらみ、若干動きが重くなった。継続的に観測されているドル売りに上値を抑えられ、107.55円付近まで伸び悩んだ。

 

★欧米主要経済指標

・英・5月住宅ローン承認件数(中銀):0.93万件(予想:2.50万件、4月:1.59万件)
・ユーロ圏・6月景況感指数:75.7(予想:80.0、5月:67.5)

・独・6月消費者物価指数速報値:前年比+0.9%(予想:+0.6%、5月:+0.6)

 

・米・5月中古住宅販売成約指数:前月比+44.3%(予想:+19.3%、4月:-21.8%)
・米・6月ダラス連銀製造業活動指数:‐6.1(予想:-29.5、5月:-49.2)

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は107.12-88円のレンジ

・英とEUは自由貿易協定(FTA)を巡る集中協議を開始

・月末・期末を控える中でユーロ買い・ポンド売りフロー観測

・欧米株価上昇を背景にリスク選好の円売り・ドル買い優勢

・ボーイングの『737MAX』の試験飛行の開始発表を好感

・米住宅指標も投資家心理の改善につながる

・VIX指数は34.74から31.78へ低下

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