FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 リスク回避による米長期金利低下でドル安全開!

 

★欧州市場朝方の取引では、追加利下げ観測が後退したことを受けたドル高の流れが持続する中、ドル/円は上げ渋った。欧州株は高安まちまちで取引を開始した。欧州市場では、戻り売りに押されてドルが伸び悩み109.00円近辺で下押しした。その後、欧州株は全面高、NYダウ先物も上昇したが、米長期金利が2.03%台に低下したことでドル売りが優勢となった。米長期金利が2.0%台まで低下したことや、クロス円の売りに押され東京時間の上げ幅を全て削る動きとなった。

 

米7月ISM製造業景気指数が51.2と予想を下回り、米6月建設支出が前月比1.3%減と予想の前月比0.3%増に反して減少すると円買い・ドル売りが活発化した。節目の108.00円がサポートとして意識されたことや、NYダウが一時300ドル超上昇するなど、米国株が堅調に推移したことも相場の下支え要因となった。トランプ米大統領は3000億ドル規模の中国製品に10%の追加関税を発動すると発表したことで、NYダウは下落に転じ、米長期金利は1.89%まで低下し、リスク回避の動きが加速した。米長期金利が一時1.874%前後まで急低下し、300ドル超上昇していたNYダウが下げに転じ、310ドル超下落したことも円買い・ドル売りを促した。

 

★欧米主要経済指標

・英・7月製造業PMI:48.0(予想:47.6、6月:48.0)

・米・先週分新規失業保険申請件数:21.5万件(予想:21.4万件、前回:20.7万件←20.6万件)
・米・失業保険継続受給者数:169.9万人(予想:167.4万人、前回:167.7万人←167.6万人)
・米・7月ISM製造業景況指数:51.2(予想:52.0、6月:51.7)
・米・6月建設支出:前月比-1.3%(予想:+0.3%、5月:-0.5%←-0.8%)
・米・7月製造業PMI改定値:50.4(予想:50.1、速報値:50.0)

 

★欧米市場のポイント

・107.18-109.19円のレンジ相場

・英中銀は政策金利を現行の0.75%に据え置きを決定

・米7月ISM製造業景気指数と6月建設支出は予想を下回る

・トランプ大統領が中国に対して追加関税を発動

・米国債金利は一時1.874%前後と16年11月上旬以来の水準

・VIX指数は16.12から17.87へ上昇

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