★2019年1月1日を100としてトルコリラ/円(赤線)、メキシコペソ/円(緑線)、南アランド/円(青線)を比較した。
100を上回ると2019年1月1日の価格より上昇したことになり、100を下回ると下落したことになる。
この期間で2020年2月19日のピークまでの優等生はメキシコペソ/円だった。100を上回る期間が長いことから、起点とする1月1日に買っていればキャピタルゲイン(売買益)とインカムゲイン(スワップポイントによる利益)の両方を狙うことが出来るタイミングが多かった。しかし、トルコリラ/円については、この期間のほとんどが100を下回っていることから、キャピタルゲインを狙うこうとは出来なかったことになる。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大から、リスク回避の動きが強まり新興国通貨から米ドルへ資金がシフトされ、ほぼ3通貨共に暴落状態となった。
特に優等生だっただけにメキシコペソ/円の下落が大きかった。
ただ、5月6日以降は3通貨共に戻り基調となってきたことが分かる。
一見してトルコリラ/円が一番割安に見えるが、直近高値からの現在の戻りを差し引いてみる。トルコリラ/円は2月19日の88.14から現在76.39なのでその差は11.75となる。南アランド/円は2月19日の97.29から現在78.33なのでその差は18.96となる。メキシコペソ/円は2月19日の107.38から現在82.92なのでその差は24.46となる。
よって、メキシコペソ/円が一番割安ということになり、トルコリラ/円は一番割高となっている。
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