★銀先物市場では、NY銀先物市場が急騰したことで連れて上昇する展開となった。しかし、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で銀先物の証拠金を18%引き上げることを発表したことで、一旦NY銀も調整下落の展開になっている。
銀先物の日足では、昨年7月下旬から上昇基調が強まり8月7日高値101.3円まで上昇した後、もみ合い相場が継続したものの9月23日に急落する展開となった。その後はもみ合い相場が続いた。
8月7日の高値を上抜けしたことで、達成感から一旦上値が重くなり上ヒゲ陰線の様相となっている。
昨年の急騰時には、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、価格は上昇する一方で%DとSlow%Dは上値・下値を切り下げる弱気のダイバージェンスの後に、急落する展開となった。
今回は%DとSlow%Dの両線は上向きとなっていることで、上向きバイアスが強いことを示しており、現状では強い上昇を示している。
一旦上値が重くなったことは確かではあるが、ストキャスティクスの強い動きを見ると、これで銀相場が終わったとするには時期尚早である。
昨年の急騰時直後では、上下にボラティリティが高まる結果となったことから、今回も今後上下に振れる可能性が高いので注意が必要である。
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