★1月4日以降の金標準先物の60分足では、前日東京市場が休場のなかNY市場では上昇したことで、寄り付きが何処まで戻せるかが注目される。240時間SMA(茶線)の6,325円が上値節目になりやすい。
NY金先物市場は1817.10-1856.00ドルのレンジ相場となった。為替相場でドル高・ユーロ安が進み、ドル建ての金に割高感が生じたことが上値を圧迫するも、ドル買いが一服すると先週末の大幅下落の反動で買い戻しが入った。アジア市場で1817.10ドルまで売られたが、自律反発狙いの買いが入ったことや、欧米株安を意識した安全逃避的な買いも観測された。
価格帯別出来高では、6,400-6,450円での出来高が多いことから、240時間SMAを下抜けしたところで買い方からの手仕舞い売りが出た可能性が高く、下げ幅を広げた。6,150円付近で一旦下げ止まっているものの、出来高が膨らむかが焦点となる。一方で、戻り場面では、上値で出来高が多いことから上値の重石となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方に向かって下向きになっていることで、緩やかながらも下押しバイアスが強いことを示している。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、低水準で%DがSlow%Dを上抜け上向きになってきていることで、戻り基調を示している。そのため、寄り付き後のMACDの動きを注視。
金標準先物の日足では、相場の節目となる200日SMAの6,217円を下抜けて終了したが、東京市場は前日休場の中NY市場では買われて終了していることから、戻り基調となりやすい。200日SMAを回復出来るかが注目される。NYは自律反発狙いの買いで戻り基調となったが、米長期金利が上昇していることや、ドル高基調になっていることで、戻り上値も重い展開になっている。為替市場では日米金利差が意識され、ドル買い戻しの展開となっている。そのため、金標準先物の下支えとなりやすい。
本日の注目点は、200日SMAを回復出来るのか、そして何処まで戻り基調になるかが焦点となる。
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