★2月1日以降の金標準先物の60分足では、上向きの24時間SMA(緑線)がサポートとして意識され上昇基調が継続している。徐々に上値下値を切り上げながら、上昇基調が続いている。
NY金先物市場は、インフレ高進を受けてヘッジ目的として金を買う動きが広がった。ウクライナ情勢が依然として緊迫化していることも買いを後押しした。
価格帯別出来高では、6,650円前後で出来高が多いことから、100円抜けする6,750円近辺で上値が重くなると利益確定売りが出やすい。そのため、高値圏で出来高が膨らむかが焦点になる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方でダマシを頻発しながらも、シグナルとともに上向き。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、高水準で%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっていることで、下押しバイアスが強まっている。寄り付き後のMACD動向に注意。
金標準先物の日足では、25日SMAの6,691円を上抜けたことで上値が軽くなった。そのため、レンジ上限の6,792円付近が次の上値目処になる。NY金は、米長期金利が上昇にも関わらずインフレ目的の買いが入っており、底堅さが意識される。為替市場では、115円台は維持してものの、上値の重い展開となっている。2月は中旬に米国債券の償還や利払いがあり、本邦投資家の本国回帰による円買い・ドル買いが入りやすい。
本日の注目点は、25日SMAをじわりと上抜けしてきたことで、明確に上抜け出来るかが焦点になる。60分足では、24時間SMAに沿って上昇が継続するかも注目される。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 1月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |