★週末は欧米市場がイースター休暇で休場だったことから、金標準先物も小動きの展開が続いた。ただ、高水準で横ばいになっていることから、8,000円台での値固めの展開になっている。24時間SMA(緑線)上向きになっており、サポートとして意識され、上昇基調が継続する可能性があり注目される。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯の上方に位置していることから、上値が重くなると利益確定売りが出やすい。そのため、高値圏で出来高が膨らむかがポイントになる。週末ま欧米市場が休場だったことで、出来高は膨らんでいない。閑散相場に売り無しの展開のようだった。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方でシグナルを下抜け緩やかに下向きになっている。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、下落基調が続いていたが横ばいから%DがSlow%Dを上抜けしてきており、上昇の兆しとなっている。そのため、寄り付き後のMACDの動向が注視される。
金標準先物の日足では、上向きの5日SMAがサポートとして意識されじり高が継続している。上昇基調が続いていることから、やや買われ過ぎ過熱感が出ており何時調整場面があっても不思議ではない。下押しの際は、5日SMAの7,982円や10日SMAの7,825円がサポートとして意識される。外国為替市場では、日米金融政策の方向性の違いから円安基調が継続している。当局からは口先介入発言が出ているものの、徐々に市場が慣れてきており反応が薄くなっている。市場では130円台で為替介入が入るのではないかとうい憶測も出始めている。円安基調が継続していることで、金標準先物の下支えになっている。
本日の注目点では、4月に入ってからはほとんど下落調整的な動きもなくじり高が継続している。そのため、上値が重くなると買い方からの利益確定売りが出やすい。ただ、ウクライナ情勢の先行き不透明感やインフレ高進、さらに円安基調の継続から押し目買い狙いとなりすい。
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