★2月15日以降の金標準先物の60分足では、高値圏で雲の上限がサポートとして意識されもみ合い相場が続いた。引けにかけては雲上限から反発する展開となった。もみ合いが続いた後の反発となっていることから、上値追いの期待が高まる。先行きは雲の厚みが薄くなることから、上下に振れやす展開になりやすい。
価格帯別出来高では、7,000円を挟んでもみ合いながらも出来高が膨らんでおり、利益確定売りなどを吸収する展開になっている。高値圏でさらに出来高が膨らむかが相場のポイントになる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン上を横ばいになっていたが、シグナルとともに上向きになってきたきたことで、上昇基調となってきた。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、買われ過ぎ過熱感が出てきている。ただし、トレンドが発生すると高値圏張り付きとなるので注意。寄り付き後からMACDの動きがポイントになる。
金標準先物の日足では、ウクライナ情勢にリスク回避の動きが強まっている。そのため、前日には安全資産とされる金が買われ、一時7,041円と2020年8月20日に付けた7,032円を上抜け1年半ぶりに最高値を更新する7,041円まで上昇した。昨日欧米時間帯でもウクライナ情勢の緊迫化が高まっていることから、現状は金は底堅く推移する可能性が高い。一方、ウクライナ情勢の緊迫化が後退するような動きが出ると、高値圏で推移しているだけに利益売りが一気に出やすいリスクも残る。また、為替市場もリスク回避の円買いがやや強まっており、金標準先物の上値の重石になりやすい。
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