★4月14日以降の金標準先物60分足では、雲の下限がサポートとして意識される一方、上向きの72時間SMA(青線)に沿って戻り基調が続いている。寄り付き後に雲のネジレがあることから、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。雲の上下どちらに放れるかが注目される。
NY金先物市場は1763.50-1780.80ドルのレンジ相場となった。昨日は米長期金利の持ち直しを受け、金利を生まない資産の金は売られたが、本日は米10年債利回りが1.55%台まで下押ししたことで、金利低下を支えに金相場は戻した。米国株安もリスク回避資産とされる金の買いを促した。
価格帯別出来高では、出来高を伴って緩やかに戻り基調が継続しているため、押し目買いも継続している。6,200円前後でも出来高が多いことから、買い方からの『やれやれ売り』が出やすく上値の重石になりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、シグナルと共にゼロラインを上抜け出来るかが注目される。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、高水準でやや上値が重くなっている。そのため、MACDのゼロラインが、レジスタンスとして意識される可能性もある。
金標準先物の日足では、上値を260日SMAの6,215円がレジスタンスとして意識され、上値の重石になっている。一方、下値では上向きの5日SMA、10日SMA、75日SMA、100日SMAがそれぞれサポートとして意識され底堅い展開になっている。NY金先物市場では、米長期金利が低下したことや米国株安となったことで、リスク回避の金買いにつながり底堅い展開になっている。本日の米長期金利や株価動向次第の展開になりやすい。為替市場では、108円台は維持されているものの、上値の重い展開が続いている。そのため、金標準先物の上値の重石になっている。
本日の注目点は、上下の抵抗体に挟まれる展開になっていることから、上下どちらに放れるかが焦点となる。60分足ではお昼前後に雲のネジレがあることから、相場の節目になりやすい。
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