★3月30日以降の金標準先物60分足では、欧米市場が聖金曜日(グッドフライデー)で金先物市場が休場だったため、動意を欠く展開から高値圏からじり安になった。24時間SMA(緑線)を下抜けした。雲の上限がサポートとして意識されるかが、相場の焦点になる。
価格帯別出来高では、高値圏で出来高が膨らんだものの、上値の重さが意識された。まだ、下値での出来高が多いことから、上値が重くなると利益確定売りが出やすい地合いになっている。また、出来高の少ない価格帯では、値動きが大きくなりやすいので、注意が必要となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方からシグナルとデッドクロスして低下基調となり、ゼロライン近辺まで低下している。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、低水準で%DがSlow%Dをわずかに上抜けしてきたことで、戻りの兆しが出てきた。そのため、MACDのゼロラインがサポートとして意識され反転するかがポイントになる。
金標準先物の日足では、上値に位置する75日SMA、100日SMA、260日SMAがレジスタンスとして意識され、上値が重くなってきている。週明けは、レジスタンスを上抜け出来るのか、それとも再び押し戻される展開になるのかが注目される。下押しの際は、5日SMAと10日SMAがサポートとして意識される。為替市場では、良好な3月米雇用統計を受け米長期金利が上昇したことから、110円台後半で底堅い展開となっており、金標準先物の下支えになる。
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