★金標準先物の60分足では、雲のネジレで反転して7,610円まで上値を伸ばしたものの、引けにかけては上値が重くなり24時間SMA(緑線)の7,572円近辺まで下落して終了した。ただ、上値・下値を切り上げる展開となっていることで、上昇トレンドは維持されている。先行き雲の上限が上がっていることから、雲上限がレジスタンスとして意識されるかが注目される。
価格帯別出来高では、上げ下げを繰り返しながらも出来高の多い価格帯を上抜けしてきたことから、買い方からの『やれやれ売り』を吸収する動きになっている。ただ、上値が重くなると、利益確定売りが出やすく上値を抑える。出来高の多い価格帯で下げ止まるかが注目点となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方からシグナルを下抜け両線とも下向きになっていることで、下押しバイアスが強まっている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も、低水準まで下降したものの%DとSlow%Dの両線が下向きを維持していることから、下落基調は継続している。両オシレーターともに下向きバイアスが残っている。
金標準先物の日足では、5日SMAの7,555円や10日SMA7,548円を上抜けしてきたことから、両SMAがサポートとして意識される。ただ、上値では下向きの25日SMAが7,685円が位置していることから、上値のレジスタンスとして意識される。外国為替市場では、一目均衡表転換線が位置する127.95円や24日の高値128.08円がレジスタンスとして意識されると伸び悩み、127円台半ばまで押し戻される展開になっている。米国のインフレ加速への過度な警戒感が後退したとの見方が浮上しており、さらなるドル高は進みにくいとみる向きもある。そのため、円安による金標準先物への追い風にはなりにくい状況。
本日の注目点は、5日SMAと10日SMAを回復してことから、短期的には上昇基調になりやすいため、どこまで戻るかが焦点となる。一方で、再び両SMAを下抜けると75日SMAの7,487円が下値目処として意識される。60分足では、雲の上限が上昇してくることから、サポートとして意識されるかが注目される。
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