★7月20日以降の金標準先物の60分足では、24時間SMA(緑線)がサポートとして意識され下支えされる中、雲を上抜け回復となった。ただ、引けにかけては『トウバ』のような上ヒゲ同時線で引けた。雲の上限を維持出来るかが本日の焦点となる。
NY金先物市場は1795.60-1813.90ドルのレンジ相場となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見を控え、前日引け水準を中心に小幅な上下に留まった。米FOMC結果判明後に一時1795.60ドルまで下げたが、1813.90ドルまで反発した。通常取引終了後の時間外取引では底堅い動きを保っている。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯付近まで戻り基調となったが、買い方からの『やれれやれ売り』が上値の重石になっている。売り一巡するまでは上値の重いもみ合い相場となりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインをじわり上抜けシグナルも上向きになっていることから、緩やかながらも戻りは基調になっている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%DとSlow%Dも緩やかながら上向きが続いている。寄り付き後の動きがポイントになる。
金標準先物の日足では、上値を5日SMAの6,385円と25日SMAの6,378円がレジスタンスとして意識されている一方で、260日SMAの6,346円がサポートとして下支えする狭いレンジ相場の展開となっている。短期から長期のSMAが集中してきていることから、上下どちらかに放れると振幅が大きくなりやすい。
本日の注目点は、日足の狭いレンジ相場から上下どちらに放れるかが焦点となる。また、60分足では、雲上限の上抜けを維持出来るかがポイントになる。出来高の多い価格帯を上抜け出来ると上値が軽くなる。
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