★7月19日以降の金標準先物の60分足では、戻り上値の重い展開が続いており、雲の下限がレジスタンスとして意識されている。各SMAが緩やかに下向きになっていることで、もみ合いながらも上値を抑えれる展開になっている。夜間取引の終盤に雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすいく、動意づく可能性もある。
NY金先物市場は1712.90-1734.60ドルのレンジ相場となった。NY午前までは堅調に推移していたが、ドルが底堅い動きを見せると、ドルで取引される金先物価格は割高感からマイナスに転じた。ロンドン市場の序盤にかけて1734.60ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の中盤にかけて1712.90ドルまで反落した。米長期金利の反発を意識した売りが入った。ただ、押し目買いも観測されており、1719.90ドルまで戻しており、通常取引終了後の時間外取引では主に1717ドルを挟んだ水準で推移した。
価格帯別出来高では、7,550円前後で出来高が多いことから、戻り場面では買い方からの『やれやれ売り』が出やすく上値の重しになっている。7,500円近辺で出来高が膨らむかが相場のポイントになる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、シグナルとともに下向きになりゼロラインを下抜ける展開になっており、下落基調が継続している。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、低水準で底這いとなっており方向感を欠く展開になっている。
金標準先物の日足では、下向きの5日SMAと10日SMAがレジスタンスとして意識され、上値を抑える展開が続いている。NY金先物は、ドル高と米長期金利上昇が嫌気され売りが優勢になったが、心理的節目となる1,700ドルは維持している。外国為替市場では、米長期金利が上昇したもののFOMCを控えて様子見ムードも強く、136円台半ば前後でもみ合う展開になっている。
本日の注目点は5日SMAと10日SMAが引き続きレジスタンスとして意識され下押しふるのか、それとも上抜け短期的な戻り基調になるのかが焦点となる。60分足でも、雲の下限がレジスタンスとして意識され、上値を抑える展開にとなっている。そのため、雲を上抜け出来るかが戻りのポイントになる。
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