★8月13日以降の東京金60分足では、24時間SMA(緑線)や240時間SMA(茶線)がサポートとして意識され高値圏でのもみ合い相場となった。NY時間に一時急落する場面があったものの、直ぐに買い戻しが入り回復基調となった。
NY金先物市場は1985.20-2024.60ドルのレンジ相場となった。為替市場でドル売りが止まらず、ドル建ての金は割安感から買いが優勢となった。また、米金融緩和策の長期化観測を背景に米長期金利が低下したことも、金利を生まない金の買いをあと押しした。アジア市場で2000ドル台を回復し、ニューヨーク市場の序盤に2024.60ドルまで買われた。利食い売りが増えたことで一時1985.20ドルまで反落したが、米長期金利の低下を意識して2000ドル台を回復し、金先物は底堅い動きを保っている。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯の上方に位置していることから、上値が重くなると利益確定売りが出やすい。ただ、もみ合い相場ながら出来高が膨らんできていることから、買い意欲も強いことを示している。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方から緩やかに低下傾向となっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%DとSlow%Dが横ばいとなっており、明確なトレンドが出ていない。寄り付き後の値動きがポイントとなる。
金標準先物の日足では、5日SMAがサポートとして意識され、下支えられながら10日SMAを上抜ける展開となっており、戻り基調は継続している。NY金も米長期金利の低下を好感して2,000ドルを回復するなど、再び騰勢を強まて来ている。ただ、為替市場では、投機筋のドル売りが継続しており、ドル/円もじわりと円高基調が続いている。そのため、東京金の上値を抑える展開となっている。
本日の注目点は、10日SMAの6,775円を明確に上抜け出来るかが焦点となる。上抜け出来ると心理的な節目となる7,000円が再び視界に入ってくる。
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