★金標準先物の日足では、1月7日高値6,488円を起点として2月1日高値6,318円を結んだトレンドライン(R1)と11月30日安値5,900円を起点として1月18日安値6,055円を結んだトレンドライン(S1)が形成している三角持ち合いの下限のS1を下抜けている。
また、何度もサポートとして意識され260日(茶線)で反発したが、2月18日には明確に下抜けする展開になっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも、%DとSlow%Dの両線は下向きとなっており、下押しバイアスが続いている。
ただ、先週末の夜間取引では、心理的な節目となる6,000円で下げ止まる展開になった。しかし、下向きの5日SMA(赤線)がレジスタンスとして意識されている。
まとめると、一旦心理的な節目で下げ止まったことで、買い戻しが入り持ち直す展開になっているが、5日SMAが意識されてい上値が重くなっている。そのため、5日SMAの6,094円を上抜け出来るかが注目される。一方で、6,000円を下抜けすると11月30日安値5,900円が下値目処として意識される。5,900円を下抜けすると下値模索の展開になりやすく、月足の24ヵ月SMAの5,616円や2018年8月17日週安値4,112円と2020年8月7日週高値7,032円の半値戻し5,572円が視界に入ってくる。
米長期金利も徐々に上昇してきており、10年物国債利回りも1.3%台へ上昇していきているが、米FRBからの金利上昇への懸念発言が出てきていない。そのため、米FRBから懸念発言が出てくるまでは、手探りながら金利は上昇基調していく可能性が高い。米長期金利が上昇しているうちは、金の上値も抑えられやすい。
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