★NY金は景気回復期待や米国債増発見込みから米長期金利が上昇したことを嫌気した売りで小幅ながら3日続落した。この影響が金標準先物にどれほど影響するかが焦点となる。
金標準先物の日足では、260日SMA(茶線)の6,228円がレジスタンスとして意識され上値を抑える一方で、5日SMA(赤線)6,195円と10日(黄線)6,193円がサポートとして意識され下支えする展開になっている。
4月16日に100日SMA(黒線)を上抜けしたものの、その後は上下の抵抗体に挟まれる展開が続いている。
ただ、3月5日安値5,852円を起点として4月1日安値5,993円を結んだトレンドライン(S1)を上抜けしていることから、上昇基調は継続している。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、価格は上昇しているにも関わらず、%DとSlow%Dは上値を切り下げる弱気のダイバージェンスとなっており、先行き下落調整の兆しが出ている。
本日の注目点では、上下抵抗体をどちらかに放れるか、それとも抵抗体内でのもみ合い相場が継続するかが焦点となる。米長期金利が上昇基調となっていることで、上値も重石になりやすいことから、米国金利の動向にも注意が必要である。
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