★金標準先物の一目均衡表の日足では、雲上限がレジスタンスとして意識され上値を抑えられる展開が続いている。雲の上限は、4月24日前後まで6,170円が続き、その後は雲の上限が切り下がる展開になる。
現状、転換線(赤線)、基準線(青線)、先行スパン2当日線(茶線)を上回っていることから、もみ合い相場ながら上昇基調は継続している。また、サポートとして下値を支えてきた基準線が上向きになってきていることで、26期間の中心値が切り上がってきた。
横ばいの転換線に対して基準線が上向きになってきたことで、先行スパン1が上向きになってきた。先行スパン1が先行スパン2を上抜け出来るようなら、上昇基調へ転換したことになる。
26期間遅行する遅行線(緑線)は、ロウソク足を上抜けしているものの、上値には先行スパン2当日線と雲の下限がレジスタンスとして意識されており、上値の重石になっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、やや買われ過ぎ過熱感が出ているものの、高水準で横ばいになっていることで上昇のモメンタムは維持している。
現状は、雲の上限が上値を抑える展開が続いていることで徐々に上値の重さが意識される。また、ストキャスティクスでもやや過熱感が出てきていることから、投資判断は『様子見』としたい。雲の上限を上抜け出来るようなら、戻り基調は継続するものの、上値の重さに下落調整しても不思議ではない。そのため、今後の動向を見極める必要がある。
上値目処では、心理的節目となる6,300円や2月1日高値の6,318円が意識される。一方、下値目処は先行スパン2当日線の6,085円や転換線6,068円、雲下限6,046円が意識される。
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