★金標準先物の日足では、8月7日高値7,032円がピークとなり、8月11日から大幅な下落調整となったが、一旦は下げ止まる展開となっている。
何がサポートラインとなったなったかを検証すると、上向きの25日SMA(青線)が相当下値目処として意識されたように見える。
実は、もう一つ7月22日と7月27日に開けた窓の窓埋めが意識された。しかし、7月22日高値は6,402円であり、8月12日安値が6,412円であることから、厳密には窓埋めしていないことになる。
大幅下落調整したことからの反動による戻り基調となっている。しかし、下向きの5日SMA(赤線)の6,737円や10日SMA(黄線)の6,761円がレジスタンスとして意識され上値が抑えられている。戻り場面では上値が重くなると、買い方からの『やれやれ売り』や下値で買った買い方からの利益確定売り出やすい。
大きな変動があっただけに、一旦は上下にもみ合う展開となりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなっていることから、下押しバイアスが強いことを示している。
5日SMAと10日SMAを明確に上抜け出来るようなら、フォーメーション的にはダブルトップの様相となり8月7日高値7.032円を目指す展開となる。一方で、再び下押した場合は25日SMAや窓埋めとなる6,412円が下値目処として再び意識される。
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