FITS エコノミックレポート

金標準先物の日足では相場の節目!

 

★金標準先物の日足では、100日SMA(黒線)の6,300円がサポートとなり反発する展開となっている。

下向きの5日SMA(赤線)を上抜けしたことで、短期的には上向きバイアスが強まっているが、8月12日安値の6,412円75日SMA(緑線)6,417円がレジスタンスとして意識され上値が重くなっている。下向きの10日SMA(黄線)の6,485円も次のレジスタンスとして意識される。

価格帯別出来高では、6,500円半ば近辺では出来高が多く戻り場面では上値の重石となりやすい。6,400円前後では出来高が少ないことから、上下に大きく振れやすので注意が必要となる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:11.18%、Slow%D:11.01%と売られ過ぎ過熱感から、%DがSlow%Dをわずかに上抜けしてきたことから、上向きバイアスが強まってきている。

まとめると、酒田五法では『三点同値』は買いに分ありと言われているが、100日SMAで4日間下げ止まったことから、強力なサポートラインとして意識されている。そのため、上値トライとなっている。しかし、8月12日安値や75日SMAがレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。

そのため、投資判断は抵抗体を上放れ・下放れするまでは売り買いともに慎重姿勢となる。ただ、上下の抵抗体が強いのであれば、レンジ売買という方法もある。

6,500円近辺より上値では、出来高が多いことから上値の重さが意識される一方で、心理的な節目となる6,200円より下値では押し目買いにより下値も堅そうである。そのため、しばらくは値幅300円前後のレンジ相場となる可能性が高い。

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