★金標準先物の日足では、2020年11月9日高値6,548円を起点として12月21日高値6,350円を結んだトレンドライン(R1)と11月30日安値5,900円を起点として12月15日安値6,079円を結んだトレンドライン(S1)で形成する三角持ち合いの頂点に位置している。そのため、上下どちらに放れるかが焦点となる。
緩やかに上昇基調となっている5日SMA(赤線)6,287円と10日SMA(黄線)6,278円をわずかに上回っていることで、上昇基調は続いてる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、緩やかに%DとSlow%Dは上昇している。そのため、強い基調ではないが上向きバイアスとなっている。
まとめると、三角持ち合いから上抜けバイアスがかかっているが、上値では75日SMA(緑線)6,336円がレジスタンスとして意識される。75日SMAは今までのレジスタンスとして意識され上値を抑える展開が続いた。下値ではS1がサポートとして意識されている。また、25日SMA(青線)6,195円や200日SMA(紫線)6,190円もサポートとして意識される。三角持ち合いから上下に放れても、抵抗体が多いことから大きな放れにならない可能性が高い。ただ、相場の節目にあることから、今後の展開がポイントとなる。
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