★金標準先物の中期トレンドを示す週足では、相場の節目にある。下向きの13週足(赤線)6,368円が26週SMA(青線)6,380円をわずかに下抜けするデッドクロスしてきており、下落基調が強まってきている。
また、ロウソク足は、心理的な節目となる52週SMA(緑線)6,000円を下抜けしてきた。52週SMA下抜けしたのは20年3月20日週であったが、長い下ヒゲとなり実体は52週SMAを回復して終了した。そのため、52週SMAが相場の節目になりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎ域から%Dが11月27日週の10.97から上向きとなってきていることで、持ち直す兆しが出てきている。このままSlow%Dとゴールデンクロスするようなら、下げ止まりの兆しとなる。
8月7日週の高値7,032円がピークとなり、徐々に上値を切り下げる展開が続いている。特に26週SMAを下抜けしてからは下押しバイアスが強まった。ただ、高値から1,000円超下落していることから、押し目買いも入りやすい。また、ストキャスティクスでは、強気のダイバージェンスが発生してきていることから52週SMAがサポートとして意識されやすい。金標準先物の中期トレンドでは相場の節目にあることから、下落基調が続くのか、反転相場となるのか見極めるタイミングとなっている。
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