★金標準先物の中期トレンドを示す週足では、5月20日週安値7,405円をネックラインとした三尊天井を形成してきている。
上向きの13週SMA(赤線7,702円)がレジスタンスとして意識される一方で、上向きの26週SMA(青線)7,669円がサポートとして意識され下支えする展開になっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は上値・下値を切り下げる下落基調になっていたが、低水準から%DがSlow%Dを上抜け両線とも緩やかに上向きを維持していることから、戻り基調は継続している。
金標準先物の中期トレンドでは、三尊天井の右肩を形成するような動きになっている。そのため、13週SMAを上抜けするのか、26週SMAを下抜けするのかが注視される。
下抜けした際は、三尊天井ネックラインとなる7,405円が重要な相場の節目になりやすい。下抜けした際は、52週SMA(緑線)の7,129円やトレンドラインS2とメイントレンドラインとなるS1が下値目処として重要なポイントになる。
25~27日には経済シンポジウム『ジャクソンホール会議』が開かれ、26日にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を日本時間23時頃に控えている。市場が期待する利上げ鈍化をけん制する発言があれば、米長期金利上昇やドル高から金が売られやすくなりやすく、三尊天井割れが意識される。
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