FITS エコノミックレポート

金標準先物では一目均衡表に注目!

 

★金標準先物の一目均衡表の日足では、8月12日の大幅下落時には、転換線(赤線)基準線(青線)を一気に下抜けた。しかし、52期間の高低の中心値となる先行スパン2の当日線(灰線)がサポートとなり、下げ止まる展開となった。その後は、一旦戻り基調となり基準線は上抜けしたものの、転換線がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となった。一方で、基準線を回復したことで、一転してサポートラインとして意識されている。

相場の方向性を示す基準線が横ばいとなっていることから、もみ合い相場を示している。26期間遅行する遅行性(緑線)では、ロウソク足の上方に位置しているものの、上値を切り下げる展開となっている。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。

現在は基準線と転換線間でのレンジ相場となっているが、下押しバイアスが残っていることから、基準線や先行スパン2の当日線がサポートとなるかが注目される。一方で、転換線を再び上抜けできるようなら、戻り基調が強まる可能性がある。

金標準先物は、相場の節目にあることから、今後の動向が重要なポイントとなる。

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