★20年1月6日を100%として金標準先物(赤線)、銀標準先物(青線)、白金標準先物(黒破線)を比較すると、相場の変化が明確になってきた。
昨年のコロナウイルスのパンデミック時には、金標準先物の下落幅が他の貴金属に比べ押しも限定的でじり高が継続した。しかし、昨年8月以降はじり安横ばいでボラティリティも収束して推移している。
銀標準先物は、3月にかけて急落したものの3月19日が大底になると、他の貴金属よりも強い戻り基調になった。7月後半からは大相場となり高値追いの動きとなったが、9月中旬に高値圏から失速する展開となった。その後は、上下にボラティリティの高い展開となっているものの、上値・下値を切り上げながら上昇基調となっている。
白金標準先物も銀同様にパンデミック時では急落する展開となった。そして、3月19日が大底となり緩やかに戻り基調が継続していたが、他の貴金属よりも戻りが鈍く出遅れ感が強かった。しかし、10月下旬から戻り基調が強まり、翌年2月からは急騰する動きになり、金標準先物を上回る展開になっている。
その結果、金標準先物が他の貴金属に比べ出遅れ感が強まってきた。
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