★豪ドル/円の日足では、下限を80.50~81.00円として上限を84.00~50円のレンジ相場が続いている。底値からの戻りは下ヒゲロウソク足出現後、大陽線と伴って反転する展開が多い。また、天井からは大陽線出現後に上ヒゲや大陰線を伴って下落基調となる展開が多くなっている。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、買われ過ぎ・売られ過ぎからの反転となる展開が多くなっている。
本日高値83.93円を付けたことで、84.00円台までは届かなかったものの、一応は上限の条件に近いレベルまで届いた。また、高値圏で『トウバ足』となっていることから、反転の兆しが出始めている。さらに、ストキャスティクスでも、%Kと%Dは買われ過ぎ過熱感が出ていることで、反転の条件は揃っている。
そのため、反転下落の条件が揃ってきていることから、再び81.00円へ向かって下落する可能性が高くなってきた。ただ、数日間高値圏で上値トライするパターンもあることから、注意する必要はある。
重要なポイントでは、ロウソク足が5日線(赤線)を確り下抜けして10日線(黄線)とデッドクロスすると反転下落が確認できる。また、ストキャスティクスの%Kと%Dがかい離幅を広げながら下向きになると、下落の勢いが増してくるので注目点となる。
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