★豪ドル/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)日足では、バンド幅が縮小するスクイーズからバンド幅が拡張するエクスパンションの動きとなっている。
±3σが拡張しているうちは、下落基調の勢いが強いことを示している。そのため、プラス3σが横ばいから内側に入ってくるまでは、下落の基調が強いだけに買い方は注意が必要となる。プラス3σが内側に入り、その後マイナス3σも横ばいから内側に入ってくると反転の兆しとなる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、過熱感はあるものの、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きが継続していることから、下押しバイアスが強いことを示している。ストキャスティクスはモメンタム系のオシレータであることから、トレンド発生時にはオシレータとしての機能が鈍化して底這いする可能性があるので、過熱感だけで買いとするのはリスクが高い。
まとめると、豪ドルは下落トレンドが発生しており、プラス3σが内側に入ってくるまでは下押しバイアスが強いことから、戻り売り目線となる。また、ストキャスティクスには過熱感はあるものの、ダマシが発生しやすいことから、現段階ではあまり参考にならず、注意が必要となる。豪州では、中国経済が減速傾向にあり、経済的に影響を受けやすいことから、さらなる利下げの思惑もある。そのため、安易な豪ドル買いには注意が必要となる。
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