FITS エコノミックレポート

米長期金利低下基調が金価格をサポート!

 

米国10年国債金利(赤線)は今年に入ってから低下基調が鮮明となっている一方で、NY金(紫線)東京金(黒破線)の上昇基調が継続している。

ただ、3月9日から4月にかけて米国10年債金利が上下に振れる展開となると、金価格も金利とは逆相関的な動きになり、上下に大きく振れる展開となった。。

米国10年債金利が6月5日に一時0.90%まで上昇した際は、金価格も調整的な下落となった。その後は米国10年債金利の低下基調と共に金価格は上昇基調が継続している。

米国10年債の金利変動だけが金の変動要因となっているわけではないが、金利の変動が金価格へ影響していることは確かである。

米国債10年債金利も0.50%台まで低下してきいるが、米FRBがマイナス金利政策導入に対して否定的になっているだけに金利低下余地も限られている。そのため、米10年債金利が反転するようなら、金の下落調整的な動きになりやすい。

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