★2019年1月2日からの米国10年債金利(赤線)とNY金(青線)の価格動向を比較すると、逆相関の動きが鮮明となっている。
米国債金利が下落するとNY金は上昇基調となり、米国債金利が上昇するとNY金は下落基調となりやすい。
2019年年初から米国金利の低下傾向が続いていたが、NY金は上げ下げと繰り返しながらもみ合い相場となっていた。NY金相場に変化が現れたのは、2019年6月頃からで、上昇基調が強まった。
ただ、2019年8月になると、米国債金利が下落基調からもみ合い相場となると、NY金相場も上昇基調からもみ合い相場となっている。
ただ、今年に入ると米国債金利が急低下したことで、NY金は上昇基調を強めた。ただ、3月に米国債金利が上下に振れたことで、NY金も大きく上下に振れる展開となった。
しかし、再び米国債金利が下落基調が鮮明になると、NY金も持ち直す展開となっている。
ただ、このところ米国債金利がもみ合う展開となっていることから、NY金も同様に高値圏でのもみ合い相場となっている。
そのため、今後米国債金利がもう一段低下するようなら、NY金が上昇しやすくなる。一方で、米長期金利が上昇基調となると、NY金の下落調整の場となりやすい。
米国債金利の動向はNY金の価格への影響が大きいことから、米国債相場を注視していく必要がある。
NY金と東京金(黒破線)の相場動向を重ねてみると、同様の動きとなっていることから、米国金利の動向は東京金にも影響するということである。
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