★白金標準先物日足では、8月7日高値3,390円を起点として8月19日高値3,319円を結んだトレンドライン(R1)と8月24日安値3,050円を起点として8月28日安値3,138円を結んだトレンドライン(S1)では、上値を切り下げ・下値を切り上げる三角持ち合いとなっていた。そして、昨日夜間取引では、三角持ち合い上放れとなった。
しかし、上ヒゲを伴う陰線足となっており、上値の重さが意識される。
単純移動平均線(SMA)では、緩やかに上向きとなっている5日SMA(赤線)の3,203円の上方に位置していることから、短期的には上昇基調を維持している。また、下値では、25日SMA(青線)の3,191円と10日SMA(黄線)の3,178円が位置しており、サポートとして意識される。
さらに、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きとなっていることから、上向きバイアスが強いことを示している。
まとめると、一旦上値の重い展開となっているが、上昇基調は継続している。そのため、投資判断は押し目買い目線で見ていきたい。ただし、5日SMA、10日SMA、25日SMAやトレンドラインS1を下抜けするようなら、投資判断の変更シグナルとして注意する必要がある。
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