FITS エコノミックレポート

白金標準先物の日足では基準線が下値目処か!

★白金標準先物の一目均衡表日足では、転換線(赤線)を下抜け下落調整的な動きになってきた。

ただ、昨年11月に基準線(青線)を上抜けしてからは、基準線がサポートとして意識され下支えしながら、上昇基調を継続した。そのため、今回も規準線の4,020円処がサポートとして意識される。

ただ、ロウソク足では天井圏で上値を切り下げる一方で、下値を切り上げる三角持ち合いの様相となっていた。その三角持ち合いの下限を下抜けしてきたことで、大きめの下落調整となる可能性もある。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きを維持していることから、下押しバイアスが強いことを示している。

遅行線(緑線)でも、終値で上値・下値を切り下げてきており、下落基調になってきている。

今後の重要な注目点は、基準線で下げ止まるかの見極めが焦点になる。

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