★8月21日以降の東京金60分足では、24時間SMA(緑線)がサポートラインとなり、下値を抑える展開となっている。各SMAも上向きとなっており、上昇基調を維持している。
NY金先物市場は1541.40-1556.60ドルのレンジ相場となった。昨日に約6年4カ月ぶりの高値水準まで上昇したこともあり、この日は利益確定売りが優勢となった。米株が上昇したことも、安全資産の金を買う動きを後退させた。ただ、金の先高観は根強く、下値は限定的だった。米中対立の長期化を意識して、安全逃避的な金買いは一部で継続している。
価格帯別出来高では、5,200円処で出来高が膨らんでおり、利食いをこなしながら上値で出来高が膨らんできている。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方に位置しているもののの、横ばいとなっており、トレンドレスの状態を示している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、やや過熱感は出てきているものの、%DがSlow%Dを上抜けしてきており戻り基調が継続している。
東京金日足では、高値圏で利益確定売りが入りやすいが、5日SAMの5,194円サポートラインとなり、上方に位置していることから強気相場が続いている。NY金は一旦利益確定売りに押され上値が重くなっているが、リスク回避の材料が多いことから下押しも限定的となりやすい。為替市場では、底堅い展開が続いており、106円台前後での動きとなっている。そのため、東京金の下支えとなっている。
本日の注目点は、5日SMAを維持出来るかにある。NY金が利益確定で売られやすい地合いにあることから、東京金も下押ししやすい地合いとなっている。
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