FITS エコノミックレポート

東京金60分足では雲の下限でもみ合い!

 

★5月19日以降の東京金60分足では、雲の下限24時間SMA(緑線)レジスタンスとなり上値を抑える展開となっているものの、下値も底堅い展開となっている。昨日はNY市場がメモリアルデーで休場だったことから、東京金も動意を欠いた動きとなった。心理的な節目となる6,000円が再び上値の重石となってきていることから、早々に回復出来るかがポイントとなる。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯付近でもみ合っていることから、上放れ・下放れすると大きな動きになりやすい。戻り場面では、上値に出来高が多いことから、買い方からの『やれやれ売り』が出やすく上値を重くする。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方で横ばいとなっていることから、トレンドレスの状態となっている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%DとSlow%Dが高水準で横ばいとなっており、短期的にはトレンドレスの状態となっている。

 

東京金の日足では、5日SMAの6,010円がレジスタンスとして意識されている一方で、10日SMAの5,988円が辛うじてサポートとして意識され下支えしている。徐々に5日SMAが上値を切り下げてきていることから、上値が重くなってきている。10日SMAの下方に25日SMAの5,910円もサポートとして意識される。為替市場では、英米市場が休場だったということもあり、動意が薄く107.70円を挟んでもみ合う展開継続した。108円台が上値目処として意識されており、上値追いになり難い展開となっている。

本日の注目点は5日SMAを上抜けできるのか、それとも10日SMAを下抜け調整下落となるのかが焦点となる。

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