★9月18日以降の東京金60分足では、急落して24時間SMA(緑線)と雲の上下限を一気に下抜けした。しかし、240時間SMA(茶線)近辺で下げ止まる展開となった。そのため、本日は240時間SMAを維持出来るかが焦点となる。下抜けした際は、レンジ下限の5,160円前後が視界に入る。
NY金先物市場は1507.40-1542.80ドルのレンジ相場となった。利益確定の売りが上値を抑えていたところに、為替相場でドル高が進行したことを受けてドル建ての金先物は下げ足を速めた。トランプ米大統領の弾劾リスクが後退したこと、同大統領が中国との通商合意が早期に実現される可能性を示唆したことなども安全資産の金にとっては重しとなった。 また、米長期金利の反発も売り材料になった。
価格帯別出来高では、5,200円前後で急速に出来高が増えており、5,200円が下値目処として意識されている。失速したことで、5,250円前後で出来高が多いことから、戻り基調では『やれやれ売り』が出やすく上値の重石となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインを下抜け下落基調となっている。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎ域で%DとSlow%Dが横ばいとなっており、下げの勢いが鈍化してきている。
東京金の日足では、10日SMAの5,205円や25日SMAの5,196円がサポートラインとして意識されており、下げ止まる展開となっている。25日SMAを維持出来るかが注目される。NY金先物市場も利食い売りを交えて大きく下落したものの、節目となる1,500ドルは維持して推移した。為替市場では、欧州通貨が弱いことで消去法からドル買いが強まりやすい地合いとなっている。そのため、ドル/円も107円台後半で推移していることで、東京金の下支えとなりやすい。
本日は10日SMAと25日SMAを維持出来るかが焦点となる。また、5日SAMの5,221円を回復出来るかも注目される。大きな下落の後だけに、買いそびれていた買い方からの押し目買いが入りやすい。
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