★9月4日以降の東京金60分足では、上値・下値を切り下げる展開が継続しており、下落基調が継続していることを示している。24時間SMA(緑線)に沿って下落基調が継続しているため、24時間SMAの方向性の反転が下げ止まりのシグナルとなる。
NY金先物市場は1492.10-1509.10ドルのレンジ相場となった。中心限月ペースで約1カ月ぶりに心理的節目の1500ドルを割り込んだ。米中通商協議の再開が決定してから投資家のリスクオフムードが後退し、安全資産とされる金の売りが続いている。また、米長期金利が上昇していることも売り材料となった。
価格帯別出来高では、もみ合う場面で出来高が増加しているが、下げ止まらないと先々上値のシコリとして残ってしまい上値の重石となりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方でMACDとシグナルデッドクロス寸前の様相となっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きを継続していることから、下落基調は継続している。
東京金の日足では、25日SMAの5,165円を下抜けしたことから、レジスタンスとして意識され下値模索の展開となりやすい。5日SMAが10日SMAを下抜けデッドクロスして両線とも下向きとなっていることで、短期的にも下落基調となっている。NY金も1,500ドル割れとなっており、早々に回復出来るかが注目される。ただ、米長期金利が1.70%台まで上昇してきており、NY金相場にとっては売り材料となりやすい。為替市場では、107円半ばまで円安基調が続いており、東京金の下支えとなっている。米長期金利の上昇で、日米金利差の拡大も円売り材料となっている。
本日の注目点でも、5日SMAと10日SMAが25日SMAとデッドクロスする前に回復出来るかに絞られる。
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