★6月28日以降の東京金60分足では、4410円がサポートとして意識され『たぐり線』で終了した。レンジの下限を一段下げる展開となった。
NY金先物市場は一時1240.60ドルまで売られた。米国株高や長期金利の上昇を意識した売りが優勢となった。ただ、ユーロ/ドルで反転を意識した買いが入ったことで1240ドル台を維持した。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を下抜けていることから戻り基調では上値の重石となりやすい。また、4420円前後では出来高が増加していることから、押し目買いが入っていることを示している。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがゼロラインを下抜けしていることから、下落基調が継続している。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は売られ過ぎ域から%Kと%Dが上向きとなり、戻り基調を示している。
東京金の日足では、5日線と10日線がレジスタンスとしてして意識されている。また、ボリンジャーバンドのプラス3σが外側に開いていることから、下落基調は継続している。一目均衡表の相場の方向性を示す基準線も下向きとなっていることから、相場は下落基調が継続している。為替市場では、110円台後半での推移となっており、東京金の下支えとなっているものの、111.00円の上値も重い。
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