★東京金の週足では、18年8月17日週の安値4,112円を起点として19年1月11日週の安値4,447円を結んだトレンドライン(S1)を19年3月29日週に下抜けしてから下落基調が続いた。上値・下値を切り下げる展開となり下落基調が続き、フォーメーションでいう『上昇フラッグ』の様相となっていたが、今週フラッグの上限を上抜けしたことでフォーメーションが成立した。そのため、上値追いの期待が膨らむ。
SMAでは、52週SMA(緑線)がサポートラインとなり、反転する展開となった。また、13週SMA(赤線)が26週SMA(青線)とデッドクロスする動きとなっていたが、今週の大陽線により13週SMAと26週SMAを一気に上抜けしたことで、13週SMAが下げ止まる展開となりそうだ。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎ域からわずかに%DがSlow%Dを上抜けしてきたことで、戻り期待が高まっている。
まとめると、投資判断は『買い』または『継続』とする。13週SMAと26週SMAを一気に上抜けしたことで、2月22日週高値4,789円が視界に入ってくる。また、一目均衡表の値幅観測論では、V計算値:5,091円、N計算値:5,164円、E計算値:5,466円、NT計算値:4,862円が目標値となる。一方で、シナリオを変更するサインとしては、再び13週SMAや26週SMAを下抜け、13週SMAが下向きとなってくると26週SMAとデッドクロスする可能性が高まる。そのため、上昇フラッグ上抜けがダマシとなったと判断する。再び52週SMA(緑線)4,486円や200週SMA(紫線)4,452円が下値目処となる。その際にも、各SMAの位置関係やストキャスティクスも含めて総合的に判断する必要がある。
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