★東京金の日足に50日SMA(赤線)と200日SMA(青線)から中長期分析する。このSMAの使用方法は50日SMAと200日SMAのかい離幅が上下に拡大した後、安値(高値)から50日SMAを上抜け(下抜け)したら買い(売り)をして200日SMA近辺で反対売買する手法である。出来れば50日SMAへのリターンリバーサルを確認するか、50日SMAが横ばいになってからの方が含み損を抱える可能性が低い。
3月29日に50日SMAを一旦下抜けしたものの、リターンリバーサルにより再び50日SMAまで戻り基調となった。しかし、50日SMAがレジスタンスとなり、戻り切れずに再度下落したことで大きな下落基調となった。200日SMAが4,478円が下値にあることから、この手法では200日SMA近辺で一旦の利益確定となる。200日SMAは市場でも注目されるSMAであることから、一旦下げ止まり反転しやすい。
18年1月9日高値を起点として同年1月25日高値を結んだトレンドライン(R1)がレジスタンスとして下落基調が継続していたが、同年10月19日にR1を上抜けしたことで同年8月16日の安値が底値を確認した。そのため、8月16日安値を起点として19年1月7日のトレンドライン(S1)がサポートとなり上昇基調が継続した。ただ、3月29日に大陰線とともにS1を下抜けた。これで2月20日の天井が確認された。2月20日の高値を起点として翌2月21日の高値を結ぶトレンドライン(R2)を結ぶと一旦上抜けしたものの100日SMAをレジスタンスとなり下落基調となった。そのため、起点から4月10日高値をトレンドライン(R3)を引くことができる。その後は、R2ラインに沿ってR3を回復出来ずに下落基調が継続している。
まとめると、売りポジションは継続となる。ただ、200日SMAが近づいていることから、200日SMA近辺で反転するような兆しがあれば利益確定の買い戻しとなる。一方、200日SMAも下抜けするようなら、売り増ししても良さそうだ。18年8月16日安値と19年2月20日高値を結んだフィボナッチリトレースメントでは、38.2%押し4,530円、50.0%押し4,451円、61.8%押し4,371円近辺が上値・下値の節目になりやすい。
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