FITS エコノミックレポート

東京金の1986年以降の7月相場は!

★1986年以降の東京金月足で陽線を勝ち・陰線を負けとした場合、15勝17敗と若干の負け越しとなっている。ただ、過去10年間では6勝4敗と陽線引けが多くなっている。また、2年連続陽線となっている。この期間の騰落値幅の平均は-0.34円となっていることこから、行って来いで始値から終値の値幅がないことを示している。ただ、変動率平均では2.65%となっていることから、7月始値4441円に対して終値は、上昇なら4558円、下落なら4323円の範囲内での値動きになりやすい。

NY金は短期的な下落ピッチは早く、目先は下げ止まりが想定されるものの、戻り上値の重い展開が想定される。世界的な貿易摩擦懸念が一段と広がりを見せれば、金への資金流入が期待される。一方で、米国ではインフレ懸念が高まってきていることから、トランプ米政権はインフレを抑制するために、ドル高傾向を強める発言が出てくる可能性が高い。そのため、積極的な感買いは限定的になりやすい。

 

1995年以降の7月ドル/円相場は、12勝11敗のほぼ五分となっている。ただ、過去2年間は円高基調となる陰線引けとなっている。7月ドル/円の始値は110.64円となっている。

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