FITS エコノミックレポート

東京金の長期トレンドでは上昇基調継続!

 

★東京金の月足長期トレンドでは、2013年2月高値5,081円を起点として2015年1月高値4,958円を結んだトレンドライン(R1)では、2018年1月高値、2019年2月高値と同年3月高値がこのR1がレジスタンスとなり下押しとなった。何度もレジスタンスラインとなっていることから、このトレンドラインは有効性が高い。

また、2013年6月安値3,750円を起点として2016年10月安値4,111円を結んだトレンドライン(S1)では、2018年8月に一旦下抜けしたものの下ヒゲを伴って戻り基調となった。翌月は8月ロウソク足に対して『はらみ線』となり、相場の転換を示現した後、10月にはS1を上抜けたうえ8月高値も上抜け回復基調となった。S1に絡んだ動きとなり、このトレンドラインは有効性が高い。

よって、上値を切り下げるR1と下値を切り上げるS1によって形成されたトレンドラインから三角持ち合いとなっていた。その三角持ち合いを2019年6月に一気に上放れしたことで、現在は三角持合いからの上放れとなっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は%DがSlow%Dを上抜けており両線とも上向きを維持していることから、上昇基調が継続していることを示している。

また、DMI(パラメータ:14)でも+DIがーDIを上抜けADXも上昇してきていることから、上昇の勢いが強いことを示している。

まとめると、長期的な三角持合いから上抜け、ストキャスティクス・スローやADXの上昇の勢いも継続している。そのため、調整的な短期的な下落基調では押し目買い狙いとなる。ただ、最後の踏み上げ相場的な動きになったら、その後は大きな下落調整となりやすいので注意が必要となる。

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